浅野長政(あさのながまさ)
生没 1547~1611.4.7 織豊期の武将。尾張国春日井の安井重継の子。通称は弥兵衛尉。初名は長吉(ながよし)。弾正少弼。伯父浅野長勝の養子となり織田信長に仕える。1573年(天正元)以来豊臣秀吉麾下として勢力を伸張し,奉行として検地・軍事などを担った。93年(文禄2)甲斐国22万5000石(1万石は公領)を子の幸長(よしなが)とともに得たが,関白秀次事件の影響で一時政治の中枢から離れた。98年(慶長3)五奉行の1人となったが,翌年引退。関ケ原の戦では東軍に属した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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