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秋葉神社(あきはじんじゃ)

静岡県浜松市天竜区の秋葉山に鎮座。旧県社。祭神は火之迦具土(ほのかぐつち)神。創祀は不詳だが,「三代実録」にみえる岐気保神が当社にあたるとの説がある。中世,仏教と習合し,修験霊場として発展。曹洞宗大登山霊雲院秋葉寺が別当寺として一山を支配した。近世以降,火防の神として民衆の信仰を集め,秋葉詣が盛んになり各地に秋葉講が組織された。近世の朱印領は26石。神仏分離で秋葉神社として独立,秋葉寺は一時廃寺となった。例祭は12月15・16日。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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