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赤松満祐(あかまつみつすけ)

生没 1373~1441.9.10 室町中期の武将。播磨・備前・美作3国守護。侍所所司も3度歴任。赤松本宗家義則の嫡子。兵部少輔・左京大夫・大膳大夫。法名性具。1427年(応永34)義則死没直後,将軍足利義持から播磨国を没収されたが,まもなく回復。翌年には播磨の正長の土一揆を鎮定し,守護大名として最も整備された領国支配機構を確立。しかし将軍義教が満祐の弟義雅の所領を没収するなど赤松本宗家を圧迫。そのため満祐は嫡子教康らとはかり,41年(嘉吉元)6月義教を自邸へ招いて殺害。播磨国木山城にこもるが,山名持豊らの追討軍の攻撃で落城,自刃。教康は伊勢国司北畠教具(のりとも)を頼るが殺害され,赤松本宗家は断絶。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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