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赤子養育仕法(あかごよういくしほう)

江戸時代に幕府・諸藩によって行われた農村人口維持・増加策の一つ。飢饉などが続き農民生活が極端に困窮すると,捨子や身売り・間引きが盛んとなり,農村人口の減少につながった。幕府は1767年(明和4)「出生之子取扱之儀御触書」を出し,間引きを禁じた。仙台・白河など諸藩でも農民を教諭し堕胎や間引きを防止する一方,養育金を与えて赤子の養育を奨励した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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