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赤蝦夷風説考(あかえぞふうせつこう)

工藤平助が著したロシア地誌。2巻。上巻に天明3年(1783)の序,下巻に天明元年の識語(しきご)がある。赤蝦夷とはカムサスカ(カムチャツカのこと),またロシアをさすという。上巻には赤蝦夷風説のこと,付録蝦夷地に東西の別あること,西蝦夷のこと,下巻には「ロシア誌」など諸書から引用したカムサスカヲロシア私考,ヲロシア記事,ヲロシア文字などを収める。日本最初のロシア地誌として,また積極的な対ロシア交易論を展開した警世の書として幕府の政策などに大きな影響を与えた。「北門叢書」所収。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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