ILO(アイエルオー)
国際労働機関(International Labor Organization)の略称。1919年(大正8)のベルサイユ条約によって,国際連盟と緊密な関係をもつ機関として同年発足。本部はジュネーブ。労働者の権利保護,労働条件改善など,正当な労働基準を世界的に広めることを目的とし,総会・理事会・事務局をおいた。46年(昭和21)国際連合の専門機関となる。日本は設立当初から加盟国だったが,38年に脱退,51年に再加盟した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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