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鎮台(ちんだい)

1871年(明治4)から88年まで,治安維持・外敵防御を任務としておかれた明治前期陸軍の司令部,最大編制単位。71年の廃藩置県で東京・大阪・鎮西(熊本)・東北(仙台)の4カ所におかれた。徴兵令公布にともない,陸軍大輔山県有朋(やまがたありとも)の建議にもとづいて73年に全国を6軍管にわけ,東京・仙台・名古屋・大阪・広島・熊本の6鎮台をおいた。鎮台は軍管の司令部を意味し,その下の総計14の営所(師管)を統轄した。営所は平時に歩兵・騎兵・砲兵・工兵・輜重(しちょう)兵を有し,戦時には各軍管から軍(旅団規模)を,各師管から師(連隊規模)を編制することになっていた。88年5月12日,師団司令部条例によって師団編制に改組され鎮台組織は廃止された。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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