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鎮守府将軍(ちんじゅふしょうぐん)

奈良時代以降,陸奥国に常置された将軍。蝦夷(えみし)との軍事的緊張に対処するものとして724年(神亀元)頃までに成立。はじめは鎮守将軍とよばれた。当初は陸奥出羽按察使(あぜち)または陸奥守の兼任だったが,平安前期に分離し,中期以降は名高い武士が任じられる名誉の職になった。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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