1. 用語
  2. 日本史 -ち-
  3. 町人請負新田(ちょうにんうけおいしんでん)

町人請負新田(ちょうにんうけおいしんでん)

江戸時代,町人が幕府や藩から新田開発を請け負い,みずからの資金・技術・労働力で開発した新田。請け負う際,新田地代金を課されることが多い。町人はその新田の地主となり,入植農民や出作農民に小作させることが多かったが,新田地を売却する場合もあった。町人が新田地へ移住してみずから管理にあたったり,新田会所のような機関を設けて管理したりすることもあった。このように当初から地主的土地所有を前提としていた。正保期の若狭国大藪新田,慶安期の美濃国本阿弥新田,明暦期の武蔵国吉田新田,元禄期の摂津国川口新田,宝永期の大和国川筋新田・尾張国神戸(かんど)新田,享保期の越後国紫雲寺潟(しうんじがた)新田などが有名。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう