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朝鮮日々記(ちょうせんにちにちき)

慶長の役に,豊後国臼杵の太田一吉(かずよし)の従軍医僧として渡海した安養寺の僧慶念(きょうねん)の日記。1597年(慶長2)6月24日~翌年2月2日の記事。釜山上陸から蔚山(ウルサン)籠城などにみる日本軍の放火・殺戮・人身売買など悲惨なようすを和歌を交えて記述。朝鮮侵略に動員された日本人が侵略を批判した貴重な史料。「改定史籍集覧」所収。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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