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抽分銭(ちゅうぶんせん)

室町時代,貿易船に対する課税。収益の何割かを経営者である幕府・有力大名・寺社に納入する輸入収益税。中国元代初期に実施の例がある。遣明船については,帰航後に輸入した全貿易額の10分の1を徴収。物資は日本の相場に換算。和泉国堺商人が関与するようになると,抽分銭相当額を出航前に先納する請負制度が始まり,堺商人の経営独占化を促したが,大内氏の経営船では請負制は行われなかった。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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