1. 用語
  2. 日本史 -ち-
  3. 茶寄合(ちゃよりあい)

茶寄合(ちゃよりあい)

農村での飲茶を中心とした集りを語源とする。中世以後,茶の本非を判別して勝負を競う闘茶(とうちゃ)の集りをいうようになった。1336年(建武3・延元元)の建武式目に「或ハ茶寄合ト号シ(中略),莫太ノ賭ニ及ブ」とあり,「太平記」に「衆ヲ結ビテ茶ノ会ヲ始メ,日々ニ寄合」とあるので,社会の混乱と贅沢の象徴として批判の対象であったことが知られる。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう