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叡尊(えいぞん)

生没 1201.5.-~90.8.25 鎌倉中期の律宗の僧。字は思円(しえん)。諡号は興正菩薩。戒律を復興し奈良西大寺の中興開山として知られる。大和国生れ。父は興福寺の学侶慶玄。17歳で醍醐寺の阿闍梨(あじゃり)叡賢を師として出家。のち高野山に上り,1235年(嘉禎元)戒律復興を志し西大寺宝塔院持斎僧となる。36年覚盛(かくじょう)・円晴(えんせい)・有厳(うごん)らと東大寺で自誓受戒し,海竜王寺をへて翌年西大寺に還住(げんじゅう)して結界(けっかい),律宗が復活した。授戒・文殊供養・光明真言などの宗教行為による殺生禁断・慈善救済・土木事業などを行い,非人・癩者から後嵯峨・亀山・後深草3上皇にいたる幅広い帰依を得た。著書「感身(かんじん)学正記」「梵網経古迹記(ぼんもうきょうこしゃくき)輔行文集」。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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