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文禄検地(ぶんろくけんち)

文禄年間(1592~96)に実施された検地の総称。とくに統一的な検地条目に従って実施された豊臣秀吉の太閤検地をいう。なかでも摂津・河内・伊勢国や日向・薩摩・大隅国など九州での検地が著名で,1間=6尺3寸の基準を採用したのもこのときからである。このほか徳川家康や長宗我部・相馬・伊達・上杉各氏らもそれぞれの所領で検地を実施した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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