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文明開化(ぶんめいかいか)

明治維新後使用された新語。英語のシビリゼーションの訳語で,1873~75年(明治6~8)を頂点として憲法制定頃までの文化・世相に表れた西洋化現象を示す語。学制・地租改正・徴兵制,新橋―横浜間の鉄道,電信・郵便の開設,新聞の発行などである。文明開化の最初の用語は福沢諭吉の「西洋事情」外編(1868)とされる。明治政府は西洋風の新国家を建設すべく,多大の経費を投じ開化政策を強行し,国民生活に大きな影響を与えた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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