1. 用語
  2. 日本史 -ふ-
  3. 分米(ぶんまい)

分米(ぶんまい)

中世の荘園・公領において,定田畠に賦課される年貢米の量をいい,耕地面積に斗代をかけあわせて算出した。年貢が米以外の籾(もみ)や絹などで納められる場合は,分籾・分絹と記される。近世では,個別田畑の石高を示すが総村高をいうことはなく,上・中・下の田の等級ごとの集計などに用いられる。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう