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分国(ぶんこく)

�@平安中期以降,律令制における国を知行の客体とする知行国の制が行われた。上皇・女院・中宮・親王の院宮(いんぐう)分国や摂関家などの知行国は御分国(ごぶんこく)ともいう。�A鎌倉幕府において,将軍家の知行国である関東御分国をさす。また鎌倉で訴訟・行政を決裁し,鎌倉番役を負担する遠江など15カ国を関東御分国とよぶこともある。�B室町時代,守護大名・戦国大名の支配する国・領域をさす。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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