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部落解放同盟(ぶらくかいほうどうめい)

第2次大戦後の部落解放運動の全国組織。1955年(昭和30)8月部落解放全国委員会を改組して成立。勤務評定反対闘争などを支援するなかで大衆団体として組織を拡大。部落問題解決のための国家施策を要求し,69年時限立法として同和対策事業特別措置法の制定をえた。内部に意見の対立がうまれ,反主流派は70年に部落解放同盟正常化連絡会議を結成(76年全国部落解放運動連合会に改組)。運動は分裂したまま今日に至っている。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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