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武断政治(ぶだんせいじ)

武力・強権の発動によって政務を断行する政治体制。法令や教化を基礎に政治を行う文治政治に対比するもの。かつては17世紀中葉の江戸幕府の政治の転換を「武断」から「文治」への移行としてとらえ,享保期の政治を武断政治の復活とする考え方があったが,近年では「武断」「文治」という対比で幕府政治をとらえることは少なくなっている。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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