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婦人公論(ふじんこうろん)

1916年(大正5)1月に中央公論社から創刊された女性雑誌。女性の解放と自立を提唱し,従来の婦人雑誌に多い実用記事を排して,婦人・女学生・家族などをめぐる諸問題をとりあげ,おもに知識層女性の支持を得る。第2次大戦前では与謝野晶子と平塚らいてうの間の「母性保護論争」,「柳原白蓮恋愛事件」の特集,戦後では「女子学生亡国論」などの話題が有名。70年代には大衆娯楽化へ編集方針を転換し,現在に至る。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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