10~12世紀前半頃の宮廷を中心とする文化。当時は藤原氏が政治の実権をにぎって栄華をきわめ,宮廷文化もそれを反映したものであったため,この称がある。最近では,文化の内面的な特質を重んじて国風(こくふう)文化と称することが多く,藤原時代・藤原文化の称は,一般には造形美術や文芸の分野で用いられている。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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