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藤原道隆(ふじわらのみちたか)

生没 953~995.4.10 中関白(なかのかんぱく)とも。平安中期の貴族。兼家の長男。弟に道兼・道長,子に伊周(これちか)・隆家・定子(ていし)がいる。967年(康保4)従五位下,984年(永観2)従三位。986年(寛和2)一条朝となって父兼家が実権を握ると,権大納言・内大臣に累進し,990年(正暦元)父の病死をうけ関白・摂政となった。女の定子を入内させ,993年(正暦4)再び関白。翌年病を得,子伊周が内覧宣旨をうけるが,その関白就任のかなわないまま没した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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