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藤原実資(ふじわらのさねすけ)

生没 957~1046.1.18 後小野宮(のちのおののみや)・賢人右府とも。平安中期の公卿。父は斉敏(ただとし)。祖父実頼の養子となり,小野宮嫡流として豊富な財産と儀礼を継ぐ。969年(安和2)元服し,従五位下。円融・花山・一条天皇3代の蔵人頭を勤め,989年(永祚元)参議。のち右近衛大将を兼ねる。1021年(治安元)右大臣に至り,90歳の死去まで在任。この間37年(長暦元)従一位。政務に明るく,また藤原道長に批判的だった。日記「小右記」,儀式書「小野宮年中行事」。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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