藤原清衡(ふじわらのきよひら)
生没 1056~1128.7.13/16 平安後期の武将。奥州藤原氏の祖。奥州藤原氏繁栄の基礎を築く。父は経清。母は安倍頼時の女。父が前九年の役で処刑されたあと,母が清原武貞に再嫁したため清原氏を名のる。1083年(永保3)異父弟家衡と結び,武貞の嫡男真衡(さねひら)と争った。真衡の死後は家衡と争い,源義家の支持をえて滅ぼした(後三年の役)。安倍・清原両氏の所領を支配し,藤原姓に復した。平泉を居館とし,中尊寺を建立。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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