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藤原宇合(ふじわらのうまかい)

生没 694~737.8.5 馬養とも。奈良前期の公卿。不比等(ふひと)の第三子。母は蘇我連子(むらじこ)の女娼子。式家の祖。716年(霊亀2)遣唐副使に任じられ従五位下を特授される。718年(養老2)帰朝。常陸守・式部卿を歴任し,725年(神亀2)征夷の功で従三位・勲三等に叙され,731年(天平3)参議となる。長屋王の変で王邸を包囲するなど武事で活躍したが,737年天然痘により死去。「懐風藻」「万葉集」に詩歌が収められ,文才にも秀でた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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