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藤原明衡(ふじわらのあきひら)

生没 ?~1066.10.18 平安中期の儒者・文人。式家。字は耆莱(きらい)あるいは安蘭(あんらん)。儒家出身でないため対策に及第するのに年月を要したが,後冷泉朝で文章(もんじょう)博士・東宮学士・大学頭などを歴任し,従四位下に至った。当代一流の学者で,「本朝文粋(もんずい)」「本朝秀句」を編み,「新猿楽記」「明衡(めいごう)往来」を著した。作品は「本朝続文粋」「本朝無題詩」に収める。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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