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伏見奉行(ふしみぶぎょう)

江戸幕府の職名。伏見町と町付き幕領の行政・裁判を担当。宇治・伏見・木津川筋の船舶を取り締まり,京都町奉行とともに近江・丹波両国の民政にもたずさわった。京都大火の折などには禁裏警固の任についた。定員1人。幕初からおかれ,1696年(元禄9)一時京都町奉行の兼職となったが,98年再設置。多く大名が任じられた。役料は3000俵。与力10騎,同心50人,牢番1人が付属した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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