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藤田小四郎(ふじたこしろう)

生没 1842~65.2.4 幕末期の尊攘激派志士。水戸藩士藤田東湖(とうこ)の四男。父に水戸学を学び尊王攘夷の強い気概をもつ。1863年(文久3)藩主徳川慶篤(よしあつ)に随従して上洛。広く志士と交わり,とくに萩藩の桂小五郎(木戸孝允)らと東西呼応した挙兵を画策。翌年(元治元)町奉行田丸稲之衛門らと筑波山で挙兵した。諸生党や幕府・諸藩兵に攻撃され各地で転戦するが敗れ,武田耕雲斎(こううんさい)を首領として西上の途中金沢藩に降伏し,敦賀(つるが)で斬刑に処せられた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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