ピョートル1世により創設されたロシア帝国最大の艦隊。日露戦争にあたって極東艦隊(太平洋第1艦隊)支援のため,バルチック艦隊のなかから太平洋第2艦隊が編成され,1904年10月リバウ軍港を出発。日本軍により第1艦隊が撃破されたためマダガスカルで増援の第3艦隊を待ち,これと翌年5月に合流,38隻の大艦隊となった。ウラジオストクをめざしたが,日本海海戦で潰滅的な打撃をうけた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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