アメリカの鉄道王E.H.ハリマンが,1905年(明治38)8月,日本に提案した南満州鉄道の買収計画。桂太郎・井上馨・渋沢栄一は日本の財政難を考慮しアメリカ資本との共同経営に賛同,桂・ハリマン協定が結ばれたが,日露戦争の成果に対するアメリカの介入を防止しようとする小村寿太郎の強硬な反対により,同協定は破棄され計画は実現しなかった。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
この記事が気に入ったらいいね!しよう
この記事が気に入ったらいいね!しよう