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畠山持国(はたけやまもちくに)

生没 1398~1455.3.26 室町中期の武将。満家の嫡子。尾張守・左衛門督。法名徳本(とくほん)。父の死で家督を相続,河内・紀伊・越中3国の守護となる。1441年(永享13)将軍足利義教の勘当をうけて没落,弟持永が家督となる。同年義教の横死後,幕府へ復帰し持永を倒した。2度管領を勤め,細川勝元と対立しながら幕政を主導。弟持富を養嗣子としたが,40歳で妾腹に義就(よしなり)が生まれ,家督とした。しかし一部の家臣や勝元が,持富の子弥三郎を支援したため,家臣団の分裂・抗争を招いた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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