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畠山国清(はたけやまくにきよ)

生没 ?~1362 南北朝期の武将。家国の子。次郎。左近将監・修理権大夫・阿波守。法名道誓。建武政権離反以来足利尊氏に属し,開幕後は和泉・紀伊両国の守護や引付頭人を勤める。観応の擾乱でははじめ足利直義(ただよし)に属すが,まもなく尊氏に帰順。1353年(文和2・正平8)関東執事となり,鎌倉公方足利基氏を補佐した。59年(延文4・正平14)関東諸将を率いて畿内南朝軍の制圧にあたるが失敗。61年(康安元・正平16)執事を罷免されて没落。大和付近で没した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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