橋本竜太郎内閣(はしもとりゅうたろうないかく)
自由民主党総裁の橋本竜太郎を首班とする平成期の内閣。�@第1次(1996.1.11~11.7)。村山富市内閣の後をうけて自民党・新党さきがけ・社会(のち社民)の連立内閣として発足。「改革創造」をうたって行政改革・景気対策に取り組み,住専問題の処理にあたった。1996年(平成8)10月,小選挙区比例代表並立制の衆議院総選挙で自民党は議席増となった。�A第2次(1996.11.7~98.7.30)。衆議院総選挙での勝利により3年3カ月ぶりの自民党単独内閣として発足。行政改革を進め省庁再編を実現(2001年1月実施)したが,景気回復は進まず金融機関などの経営破綻が続出して経済は低迷。1998年(平成10)7月の参議院選挙で自民党は議席を大幅に減じ,内閣総辞職となった。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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