白山(はくさん)
古くは「しらやま」とも。石川県白山市と福井県大野市・勝山市,岐阜県大野郡・郡上(ぐじょう)市にまたがる火山帯。最高峰の御前(ごぜん)峰(標高2702m)・大汝(おおなんじ)峰(2684m)・剣ケ峰(2677m)の3峰(白山三峰)と,南方の別山(べっさん)(2399m)・三ノ峰(2128m)などからなり,白山はその総称。石川県の手取川,福井県の九頭竜(くずりゅう)川,岐阜県の長良川の水源で,富士山・立山とともに日本三霊山の一つとして信仰されてきた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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