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白虎隊(びゃっこたい)

戊辰(ぼしん)戦争時に会津藩で16~17歳の少年によって編制された部隊。1868年(明治元)3月,会津藩では鳥羽・伏見での敗戦の経験から軍制の洋式化を断行,部隊を年齢別に編制して若年から白虎・朱雀(すざく)・青竜・玄武の各隊とした。しかし会津戦争に出撃した白虎隊は8月23日の戸ノ口原の戦で新政府軍に敗北,生き残った20人は若松城の北東にある飯盛山に登り,新政府軍が城下に放った炎をみて城が陥落したと誤認し,刺し違えるなどしてほぼ全員が死亡した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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