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一橋家(ひとつばしけ)

徳川家の分家。田安家・清水家とともに御三卿の一つ。1741年(寛保元)将軍徳川吉宗の四男宗尹(むねただ)が江戸城一橋門内に居住したのに始まる。公卿に叙任,代々刑部卿・民部卿・兵部卿を称した。賄料領知10万石を領したが,主要役職は幕臣から派遣されて老中支配であった。将軍に11代家斉(いえなり),15代慶喜(よしのぶ)を出した。1868年(明治元)藩屏に列して独立した家となり,70年家禄3805石を与えられた。84年伯爵家となる。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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