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備中鍬(びっちゅうくわ)

刃を3本あるいは4本もった鍬の総称。おもに田の荒起しや甘藷の掘りとりに使われ,マンノウ(万能)とか,刃の本数によって三本鍬・四本鍬ともよぶ。江戸後期に鍬を軽くすることを目的に板鍬が改良されたものだが,刃がわかれた鍬はすでに木製の股鍬が弥生時代に使われていた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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