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法起寺(ほっきじ)

池後(尻)(いけじり)寺・岡本寺とも。奈良県斑鳩(いかるが)町にある聖徳宗の寺。岡本山と号す。三重塔(国宝)露盤(ろばん)銘文によれば,聖徳太子の遺願により大和の田12町と近江の田30町を施入し,638年(舒明10)福亮(ふくりょう)が太子の岡本宮跡に金堂を建立し弥勒像を安置したという。685年(天武14)恵施(えし)が堂塔を整えた。法起寺式伽藍配置をもつ。飛鳥時代の銅造菩薩立像,平安時代の木造十一面観音立像はともに重文。境内は国史跡。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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