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法隆寺伽藍縁起并流記資財帳(ほうりゅうじがらんえんぎならびにるきしざいちょう)

「法隆寺資財帳」とも。法隆寺の開創経緯・財産などを記したもの。1巻。747年(天平19)成立。前年の僧綱(そうごう)の牒により,大安寺・元興寺などと同時に法隆寺の三綱(さんごう)が作成し,僧綱に進上したのち寺家に返却された。聖徳太子研究や奈良時代の同寺の規模・経済,とくに寺領の分布などを知るうえで貴重。近世後期の写本がある。「寧楽遺文」所収。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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