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奉天会戦(ほうてんかいせん)

1905年(明治38)3月の日露戦争中最大で最後の陸戦。旅順陥落後,日本軍は内地の1個師団を除いて全軍を集中し,奉天(現,瀋陽)付近のロシア軍主力を包囲撃滅する作戦をたてた。日本は25万,ロシアは32万という兵力を投入,3月1日から総攻撃が開始されたが,ロシア軍の数的優勢の前に容易に決着はつかず,1週間の激戦の後ロシア軍が後退し,3月10日に日本軍はようやく奉天を占領した。しかし日本軍は奉天北方の鉄嶺付近にまで進出したものの兵力・弾薬を消耗し尽くし,ロシア軍は増援軍を含め大兵力を集中して決戦に挑む構えであった。ここに日本はやむなく講和工作に期待することとなった。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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