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法界寺(ほうかいじ)

「ほっかいじ」とも。京都市伏見区にある真言宗醍醐派の寺。東光山と号す。通称は日野薬師・乳薬師。開創は未詳。1051年(永承6)日野資業(すけなり)がこの地に隠棲してから,日野氏の保護のもとに伽藍が整備された。現存する国宝の阿弥陀堂もその頃の建立か。応仁と天正の兵火で諸堂を焼失したが,宗祖親鸞誕生の地として本願寺の支援をうけ,江戸時代に再興された。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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