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岩波文庫(いわなみぶんこ)

1927年(昭和2)出版界の不況期に岩波書店が刊行した文庫本。岩波茂雄がドイツのレクラム文庫にならって発案し,哲学者の三木清らが参画して発刊。古今東西の古典の普及を目的として,廉価で手軽に買える書物として考案された。当時星印一つが約100ページで定価20銭。装丁は平福百穂(ひらふくひゃくすい),正倉院宝物の古鏡の模様を図案化したもの。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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