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磐城平元文一揆(いわきたいらげんぶんいっき)

1738年(元文3)陸奥国磐城平藩でおきた百姓一揆。100石につき金1両3分ずつという夫役金徴収が直接的な原因となり,年貢減免・諸小物成廃止などを要求,割元・御用商人・町会所などを打ちこわし,城下へ強訴。参加人数が数万人にのぼった典型的な全藩強訴。この間1729年(享保14)に箱訴した荒田目村喜惣次を解放している。夫役金の廃止を勝ちとったが,頭取ら死罪10人の犠牲をだした。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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