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入札(いれふだ)

「にゅうさつ」とも。入簡とも。売買・請負・人選やさまざまな意志決定に際して投票を行うこと,またその投票用紙。古代~近代に幅広く行われたが,とくに近世では各地で村役人を入札によって選んでいる。このとき札には被選挙人の名前だけを記すのみでなく,投票者の名前を明記することもあった。このほか講集団での当選者や土木工事の請負業者・官有物の払下げ先なども入札によって決定した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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