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一服一銭(いっぷくいっせん)

中世後期に行われた茶売形態の一つ。路傍や寺社の門前で茶を点(た)て,1服を銭1文で飲ませた。縁日の雑踏などでの立売(たちうり)が一般的だったが,参詣者の多い寺社には小屋掛けした常設の茶屋も現れた。15世紀初頭頃の東寺の南大門付近には,多数の一服一銭茶屋が店を出していたことが知られる。「七十一番職人歌合」にも,一服一銭の茶売の姿が描かれている。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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