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一中節(いっちゅうぶし)

都(みやこ)太夫一中を始祖とする浄瑠璃の流派。享保頃,京都から江戸に流行した。一中が一流を樹立した時期は不詳。はじめ座敷芸であったらしいが,1706年(宝永3)大坂の片岡仁左衛門座で「京助六心中」を出語りしたのが芝居出演の初めという。その後江戸市村座に2回出演して評判をとり,江戸にも愛好者を広めた。彼の語り物の大部分は,道行・景事の類である。のち一中節は豊後節に押されるが5世まで続き,本流の都派から菅野・宇治が分脈して3派となる。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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