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一味同心(いちみどうしん)

中世に一揆的集団がもった連帯性。寺院社会の集会で,仏教的な一味和合の精神にもとづき,参加者の総意による決定が図られたことに起源するとみられる。神仏を介して強い連帯性が備わるとする観念は広く中世社会に浸透した。一味同心を図るために,一味神水の作法などが用いられた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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