1. 用語
  2. 日本史 -い-
  3. 一幡(いちまん)

一幡(いちまん)

生没 1198~1203.9.2 鎌倉前期の将軍源頼家の嫡男。母は比企能員(ひきよしかず)の女若狭局。1203年(建仁3)8月,北条時政と政子は頼家を引退させ,関西38カ国の地頭職を頼家の弟千幡(実朝)に,関東28カ国の地頭職と総守護職を一幡に譲らせようとした。これに反発した頼家と能員は,時政と千幡を攻めようとしたが失敗。比企一族は,一幡とともに滅ぼされた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう