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以心崇伝(いしんすうでん)

生没 1569~1633.1.20 金地院(こんちいん)崇伝とも。江戸初期の臨済宗の禅僧。諱は崇伝,字は以心。紀伊の一色氏の出身。幼くして京都南禅寺の玄圃霊三(げんぽれいざん)について修行し,靖叔徳林(せいしゅくとくりん)の法をつぐ。1605年(慶長10)同寺の住持となる。08年以来,徳川家康の諮問をうけ,公家諸法度・武家諸法度・外交文書の作成,寺院統制,キリスト教禁制など,幕政の中枢に関与し黒衣の宰相といわれた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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