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言論・出版・集会・結社等臨時取締法(げんろん・しゅっぱん・しゅうかい・けっしゃとうりんじとりしまりほう)

太平洋戦争期の包括的言論統制法。1941年(昭和16)12月19日公布。戦時の社会秩序維持を目的とし,政党など政事結社の設立や政治集会,新聞の発行・出版を許可制とすることを定め,きびしい罰則を設けた。東条内閣は本法を利用して翌年の翼賛選挙を実施,選挙後は翼賛政治会以外の政事結社を事実上認めない方針をとった。45年10月13日廃止。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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